<音楽で英語学習> 聞き取りやすい洋楽 番外編 「女々しくて」
洋楽と書きつつ、番外編なので洋楽ではありません。
女々しくて 英語版
ゴールデンボンバー
この曲自体は、アップテンポな曲なので、英語版になると聞き取りにくいのですが、歌詞を見ながら聞くと、歌詞自体は難しい英語は使われていません。
かつ、日本人が歌う英語なので、日本人には聞き取りやすくなっています。「女々しくて」の部分は、そのまま日本語で歌われています。
英語で「女々しい」を表現すると、
「弱虫・いくじなし」と言った意味の 「sissy」
「女の子っぽい」と言う意味の 「girly」
「女らしい」と言う意味の 「feminine」
あたりになるんでしょうか。「feminine」は、遠い感じします。
個人的には、「sissy」が、しっくりくるのですが、英語でカバーされてる方は、「I'm like a girl 女の子みたい」と、歌っておりました。
成る程、色んな、言い現わし方があります。
男性の立場で「自分は、女の子みたい」と歌っているので、ネイティブに伝わりやすい、ニュアンスかと思います。
また、「女々しくて 英語版」は、日本語の表現の違いが、勉強になります。
Aメロ部分の「僕はもう要らない?」は、「Did you already get tired of me? 」となっており、「もう、僕に飽きちゃったの?」と言う言い方になっています。
また、サビの部分の「愛されたいね」は、日本語では、この言い方で、歌詞の流れとして、「去った彼女に再び愛されたい」と、言う意味が分かりますが、これが、英語版だと「Love me again もう一度、私を愛して」と言う表現になっています。
そのまま、「愛されたい」と言う意味の「I want to be loved」だと、ニュアンスが違って来ますしね。
そして、サビの部分の、「女々しくて」の後の
「いざ、辿り着いた、この世界はもう」
「The world I found in front of me is such a mess」
と、表現されており、「僕が見つけた、この世界は、めちゃくちゃ」と言った、女々しさの先に、出くわした状態を表した英文になっています。
また、歌詞の後半部分の「僕の心、犬のよう」 と言う歌詞の部分は「I'm such a looser, like a dog」と、なっており、面白い!
「I'm such a looser」で、「僕は、なんて負け犬なんだ。」と言った、意味合いとなり、女々しさが伝わります。
この様に、リスニングと言うよりは、日本語と英語の表現の違いも発見することが出来て、勉強になります。
THE GOLDEN BEST FOR UNITED STATES OF AMERICA (外付け特典なし)
- アーティスト:GOLDEN BOMBER
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: CD