アメリカ人の英語の先生が「鬼滅の刃」に、ハマっている。
今更ながら、「鬼滅の刃」が大人気。
私自身は、鬼滅の刃 英語版を、読んだ事はないのですが、友人も大好きな漫画で、大人もハマる面白い漫画だそうです。
所で、鬼と言えば「ogre」と思っていました。
しかし、英語版では「demon」なのですね。
「悪魔」の方が、海外の方にはニュアンス的に、しっくり来るのだと思います。
そんな「鬼滅の刃」は、海外でも人気の漫画だそうで、アメリカ人の英語の先生も大ハマり。
元々、日本のアニメが好きな先生でして、この漫画の会話は、難しくないそうで、読みやすくて、お勧めとの事でした。
と言う事で、鬼滅の刃 英語版少しだけ見せて貰いました。
サラッと見た感じ、セリフは短いです。これなら読みやすい。
HOW DID THIS HAPPEN?
NEZUKO...DON'T DIE.
何故、こんな事が起きたんだ?
ねずこ...死ぬんじゃない。
見せて貰い、自分なりの翻訳です。正しい日本語版の漫画のセリフとは異なると思います。
時代背景からして、昔の日本の設定なので、現代の名前と異なるので、 登場人物の名前は知っておいた方が、良さそうです。最初「NEZUKO」ってなんだ?と思いました。
YOUR BIG BROTHER IS DEFINIETLY GOING TO SAVE YOU
お兄ちゃんが、絶対お前を救ってやるぞ。
雪道を、主人公である兄が、妹を背負い歩きながら、語り掛けるシーンとなっており、なかなか、重々しいスタートです・・。
「鬼になった妹を助ける兄の話」と言う事は、知っていたのですが、いきなり、こんな悲しいシーンから始まるとは・・。
何が起きたんだ?と思わせて、引き付けるのが上手い!
ところが・・シーンが変わり。
YOUR FACE IS PITCH-BLACK. COME HERE.
あなたの顔は、真っ黒よ。こっちへおいで。
顔が、真っ黒になった主人公が、町の人に呼び止められました。さらに、「雪は危険なので、行かなくても良い」と、止められます。
彼は働き者で、街の人からも慕われているようです。
しかし彼は、
EVEN IF IT'S JUST A LITTLE
ほんの少しでも
I WANT US TO HAVE A GREAT NEW YEARS FEAST,
SO I'LL GO SELL AS MUCH CHARCOAL AS I CAN
私たちは、お正月に、ご馳走を食べたいので、出来るだけ多くの炭を売ります。
と答えます。 これは、長台詞!!
どうやら、年末のようです。家族のために、懸命に働く良い兄、といった感じです。
最初「charcoal」とは、色の意味しか知らなかったので、「炭」とは分からず、何の事かと思いました。
少し、読ませて貰って、ふと・・・。
確かに短く、比較的に簡単な文が多いようですが、設定的に、日常で使える英語って、あるのかな?
と、疑問が湧いたのですが、先生曰く、
物語の中にある、簡単な日常会話は、現代でも使えるよ。例えば、”HURRY BACK OKAY? 早く帰って来てね。”とかね。
他にも、こんなフレーズもありました。
YOU'LL CATCH A COLD!
風邪を引くよ。
YOU'RE JAST IN TIME!
いい所に居るね!
また、鬼滅の刃 英語版を、読み進めていくと、色々と素敵な名言が、あるそうです。
チラ見させて頂いた結果。まず、日本語版で読みたい本です。
なので、原作が好きな方に、「鬼滅の刃 英語版」で、勉強する事は、お勧めです。表現の違いなどの、発見もあると思います。
英語の先生も、日本のアニメで、日本語の勉強をしたそうです。ただ、どうしても最初は、主人公の独特な話し方には、気付きにくいそうで、「NARUTO」の話し方「~だってばよ」って、言う日本人居ない!などの、驚きもあったそうです。
また、TV番組も、よく見るそうで、日本人が、日常で触れるもの物を取り入れて、日本語の勉強したそうです。
特に、バラエティが好きだそうで、今どきの言い回しなども、理解していました。「たけしと、さんま、どっちが好き?」と聞かれた時は、驚きました。
💡 成る程・・ 💡
色々な英語圏の国の、外国人の英語の先生が居ますが、この、日本のアニメなど日本の文化が、好きな先生が、最も、自然な日本語が話せていて、一番、日本語を知っている人でした。
過去に会った、日本語が上手い中国人も、日本のアニメやJ-POPが好きで、日本語が身に付いたと言っていました。そういった物に、日々触れながら中国で過ごした彼女は、来日、半年で普通に日本語で、日常会話が出来るレベルだったので、大変驚きました。
彼女は、嵐のファンだそうです。
嵐の歌は難しくなく、聞き取りやすい歌ですし、取り入れやすそうです。何より、彼女は嵐が大好き!
日本への留学期間は半年間で、何とか、この半年で、日本語をバッチリ身に着とようと、決心して来たそうです。
本人は、「もっと、日本語を身につけたかった。」と話していましたが、言葉使いも、全く問題ないレベルでした。
アニメや音楽に限らず、日本人が普段、触れている物に興味がある人は、自然な日本語の、習得が早いように感じました。
逆に、日本に住んでいるけど、「TVは見ない。本は、英文の本しか読まない。日本人の音楽は、特に知らない。」と言った人は、片言の教科書通りの日本語でした。
興味がある事を、習得したい言語でやる!と言う勉強法は、よく聞きますが、効果のある人を客観的に見た事で、効果があると実感しました。
語学学習には、色々あり、どれが自分に合うのか、分かりませんが、どんな方法にせよ、夢中になり楽しんだら、勝ちなんですね。
とりあえず、今後は、どんどん、この方法を取り入れたいと思います。
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