【バイリンガル版漫画で英語学習】 バイリンガル版 ニーチェ先生
バイリンガル版漫画は、日本語訳が欄外にあり、調べる必要がないので便利です。
【バイリンガル版】 ニーチェ先生
価格:1,100円 |
バイリンガル版の良い点は、英語セリフ・日本語セリフが、同時に、客観的に見れる事で、英語脳も鍛えられます。
この漫画は、深夜のコンビニのアルバイトに、さとり世代と言われる、仁井君と言う、何事にも動じない、冷静沈着な大学生が新人バイトとしてやって来て、色々な出来事が起こる、深夜のコンビニが舞台のお話です。
深夜のコンビニ勤務は、大変なのだなと思うのですが、新人の、さとり世代の仁井君が、面白可笑しく対応していて、クスっと笑えます。
所々で長文はあるものの、基本的には、短いフレーズが多いので、読みやすいです。
特に、初日のくだりが面白いです。
Don't give me that shit! ふざけんなよ!
The customer is God! お客様は神様だろうが!
何やら、お客さんがブチギレています。
そんな横柄なお客に、新人仁井君の一言は・・。
God is dead. 神は死んだ。
と言う、ニーチェの有名な言葉を、さらっと、言い放つ所から、物語は始まります。
この漫画では、簡単な日常会話や、淡々としたコンビニの接客フレーズが学べます。フレーズは、基本的にシンプルで、分かりやすい文法表現になっています。
いらっしゃいませ welcome!
少々お待ち下さい Please wait one.
お客様 Sir.
お会計1920円です。 That will be 1970yen.
カードで頼む。 I'll use my card.
スプーンお付けしますか? Would like a spoon with that?
3000円お預かりします。 Out of 3000yen, yes?
これ、どうぞ Here. take this.
この様に、英語では、「いらっしゃいませ」と言う、表現は無いので「welcome!」であったり、お客さんと、の簡単なやり取りが、記載されています。
また、深夜のコンビニの、客層についても興味深いです。
ですが、「さとり世代」など、日本語の独特な表現も、ネイティブに伝わるようになっています。
「ゆとり世代」「さとり世代」などは、日本にしかない言葉であり、日本人の若者の特徴を表す言葉です。
「若者」と言う事で「2000年代に、成人、または、社会時になる世代を指す”millennials”ミレニアル世代」が使われており、「さとり世代」は「a millennial among millennials」と、表現されていました。
この漫画の特徴は、ニーチェ先生こと、仁井君の、淡々とした冷めた発言や、それを見た、バイト仲間のセリフが面白いです。
<クリスマスの勤務>
先輩、渡利のセリフ
Even though it's chistmas I'm stuck here tending the register alone.
クリスマスなのに、俺は一人コンビニのレジで接客か...
ニーチェ先生のセリフ
But watari-san, aren't you alone 24hours-a-day 365days-a-year?
渡利さんは、クリスマスに限らず、24時間365日年中無休で孤独じゃないですか。
この様な言えない事を、サラッと言えてしまうのが、ニーチェ先生です。
さらに、バイリンガル版は、オマケのコーナーがあり、コンビニ接客フレーズや、英語豆知識コーナーがあります。
この様に、バイリンガル版は、色々な会話が学べて楽しいです。