英語版デスノートで英語学習「必ず、お前を探し出し始末する!!」は、どう英訳されている?

デスノート英語版を読む事で、改めて日本語と英語の違いを学ぶ事が出来ます。

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主人公ライトと、探偵Lが、同時に言うセリフ

「必ず、お前を探し出し始末する!!」

 

「I'm going to find and dispose of you,If It's the last thing Ido!!」

 

以下の文を、分解すると・・。

going to 今から行う予定を意味する未来形

 

find 探し出す

 

dispose of 始末 決着をつける

 

I'ts  the last thing i do. 何が何でも

※「必ず」と言うよりは、「何が何でも!!」

「死ぬまでにやり遂げたい!」と言う意味。

 

その後に、続けて同時に言うセリフ

ライトが「僕が」 Lが「私が」

と、言うシーンは、英語は一人称が「Iam」のみなので「I'm」となります。

日本語では、一人称の使い方の違いで、キャラクターを、推測する事ができますが、英語圏ではそういった事は、ありません。

 

そして、その後に続く「正義だ!!」と言うシーンは、「righteous」と表現されています。

一般的な「正義」の「justice」ではなかった・・。

 

以下、意味合いの違い。

righteous   正義 道理のある 道義的に正しい

justice     正義 公平 司法 裁判 

 

「righteous」を使う事で、「私こそが、道義的に正しい正義である」と言う意味が伝わります。

 

 

このやり取りを、見たリュークは「やっぱり 人間ておもしれー」と興奮します。これが英語版になると

「Humans are ...a Riot!!」

フィぎゅっと! DEATHNOTE リューク

RIOT とは、暴動、騒乱を起こす と言う意味です。

このシーンだと、おもしれーの意味合いが変わってきます。ここでは、「RIOT」と表現されてる所が、今後、この二人が起こすであろうアクションについて、リュークが、「おもしれー」と、興奮している状態を表しています。

その後、ライトが「I'll win 僕が勝つ」と言います。それを聞いたリュークは喜び「この勝負見届けさせてもらうぜ」と嬉しそうに言います。

これが、英語版だと

I'm watching this contest to the bitter end

 

bitter end 「苦難の果て」と言った意味の含まれた「最後の最後まで」と言った意味。

「battle」ではなく、「contest」

改めて意味を調べて見ました。

contest 試合 勝負 争い 抗争 論戦

battle 決闘 戦争 一騎打ち 大規模な戦い

 

ライトとLは互いに、自分の考えが正しいと思っており、「論戦」と言う意味を含む、「contest」になったのだと思います。

英語版の翻訳は、ネイティブが行っています。

こういった、英語の表現が、大変興味深いです。

 

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